そのおっぱい、ホンモノ!?〜豊胸かどうか判断するには〜


大きくて柔らかい女性のおっぱいを触って見たい…そんな風に男性が思うことはごく自然なこと。胸が大きい女性は男性から見てとても魅力的ですよね。それがわかっているからこそ、女性の中には大きな胸に憧れ豊胸手術を行う方もいます。

豊胸手術が悪いわけではありませんが、「俺の彼女は豊胸したのかな?」と気になってしまうこともあるかもしれません。そこでおっぱいが本物かどうかの判断ポイントをまとめてみました。


谷間の形が「I」or「Y」

これは最も有名な見分け方のひとつですね。豊胸手術を受けた人の胸の谷間は「I」ではなく「Y」になると昔から言われています。これは手術により胸の上のラインも強調されてしまうからです。しかし、最近ではブラジャーの技術も向上しており、豊胸手術をしなくても実際より胸を大きく見せることができます。

そしてブラジャーで胸周りの脂肪も寄せて上げる場合も谷間ラインは「Y」になりやすいのです。したがって、谷間のラインが「I」ではなく「Y」だからといって「この人は豊胸手術をしたんだ!」と思い込むのは早いかもしれません。

おっぱいの感触

豊胸手術はメジャーなものでいうと「シリコンバッグ豊胸」、「ヒアルロン酸豊胸」、「脂肪注入豊胸」があります。中でも「脂肪注入豊胸」は自分のお尻やお腹から脂肪を吸引して胸に注入するので触り心地が自然だと言われています。

一方「シリコンバッグ豊胸」の場合、胸に入れるシリコンの性質上、バッグに触れると本物の胸より固いと感じることが多いようです。そして「ヒアルロン酸豊胸」では、どのようにヒアルロン酸を注入するかによって柔らかさは変わります。

注入するヒアルロン酸自体は胸の脂肪組織より固いため、一部分にたくさん注入してしまうと感触が異なっているため豊胸だとわかることがあるでしょう。

寝転んだときの形

胸はほとんど脂肪でできており柔らかいので、普通は横になったとき形が崩れます。仰向けになったときは背中の方に脂肪が流れて普段より平べったく見えます。しかし、豊胸手術によって綺麗に形作られた胸は、寝転んだときも美しい形をキープし続けます。

初めて女性の胸を見る方ならわからないかもしれませんが、整い過ぎて逆に不自然と思われる場合は豊胸の疑いが濃厚だと思われます。

脇の下のシワ

これも聞いたことのある方はいるかもしれません。「シリコンバッグ豊胸」を行う場合、4cmほど切って胸にシリコンを入れます。メスを入れる場所はいくつかありますが、日本ではほとんどの方が脇の下を切るようです。

その理由としては、脇はあまり人に見られる場所ではないということ、脇にはシワがたくさんあるので傷跡がシワに同化して目立ちにくいということ、の2つがあります。しかし、美容整形での傷跡がいかに目立ちにくくなったとはいえ、しっかり見れば傷かシワかの違いはわかるはずです。

ひとつ注意点があるとすれば、ワキガの治療も脇の下に傷跡が残るということです。脇の下に傷があるからといって全員が豊胸手術を受けたということはないですが、胸に不自然な部分があって脇の下に傷がある場合は豊胸の可能性は高いでしょう。

おっぱいの動き

今まで書いてきた「谷間の形」、「感触」、「寝転んだときの形」、「脇の下のシワ」は付き合ってみないとわからないということがほとんどですよね。男性の中には付き合う前に知っておきたいという方もいるでしょう。次は恋人になる前でもわかる、「おっぱいの動き」について書いていきます。

先ほども書きましたが、胸は脂肪の塊で柔らかいです。走ったりわざと揺らしたりすると大きく動きますが、それ以外は目につくほど大きく揺れることはありません。したがって、ちょっと動いただけ、普通に歩いただけなのにぶるんぶるんと弾む胸は作り物の可能性が高いです。

逆に全然動かないという場合も、豊胸ではありませんがブラジャーで盛っているだけの可能性があります。ブラジャーで寄せて上げている場合は、体に締めつけているような感じなので動きが小さいんですね。このように、胸が動き過ぎ、動かな過ぎの場合は偽物である可能性があります。

二の腕とのバランス

「二の腕の感触と胸の感触が同じ」という噂、誰でも一度は聞いたことあるのではないでしょうか。だからというわけではないとは思いますが、「脂肪注入豊胸」という種類の豊胸手術をする場合、二の腕から脂肪を吸引して胸に注入することがあるらしいです。

そうすると二の腕は細くなり、胸だけが大きくなります。もともと体が細くて胸が大きなスタイル抜群な女性もいるかもしれませんが、これまで書いてきた豊胸の特徴を組み合わせて判断すると、手術によるものかどうか見分けることができるかもしれません。

大きさの変化

胸の大きさの変化については一概に豊胸を疑うことはできません。もちろん、「一週間前まで小さかったのに、急にサイズアップした!」というような露骨な例は除きます。というのも、女性の胸は割と大きくなったり小さくなったりするものなのです。

成長期の場合は3カップくらいなら短い期間で急に大きくなることもありますし、逆にダイエットをしたり体調を崩したりすると小さくなってしまったりします。大きかった彼女の胸が小さくなったら、「豊胸手術をしていたためにしぼんでしまったのでは?」と思ってしまうかもしれませんが、一概にはそうは言えないと理解しておきましょう。

豊胸はナイーブな問題

豊胸手術を受ける女性は、自分の胸にコンプレックスを抱いている方が多いことでしょう。お金もかかりますし、リスクもあるのに施術をするということは並大抵の覚悟ではありません。したがって、無神経に「その胸、豊胸手術受けたの?」などと聞くのは絶対にやめましょう。

そんなことを聞けば嫌われてしまいかねないですし、セクハラだと訴えられてしまうかもしれません。

彼女に「豊胸手術受けたんだ」と告白されて初めて触れてもいい話題になると思ったほうが良いでしょう。そのときも「豊胸していてもしていなくても、どちらの君も好きだよ」と言ってあげると、彼女は「ちゃんと自分を見てくれている」と安心するかもしれません。

まとめ

豊胸かどうかのポイントはいくつかありますが、決定的なものはあまりないので組み合わせて判断すると良いと思います。しかし、豊胸に関しては他人がとやかく言うことではありませんので、「誰が豊胸っぽいよね」などと噂するのはオススメしません。

豊胸して前向きになれるのならそれでいいではないですか。人のことは気にせず、みんなが住みやすい世界になればいいですね。